プロは精神的につよいのか

『銀行為替トレーダー』

FXをはじめてしばらくしたころ、一度負けると負けがつづくことが多くありました。


損を取り返そうとあせって冷静さを失う心理的な原因でした。


そのとき出てきた疑問が「プロのトレーダーは、こんな精神的な圧迫感はないのか?機械的に淡々とトレードをしているのか?もしかして、精神的に強いのかも?」というものです。


投資で勝つために、心理的要因も大きく影響します。どうしてもプロの心理面が知りたくなりました。


為替取引を日常こなしている、銀行為替トレーダーはどうでしょうか?


この話しは、「外国為替トレード勝利の方程式」今井先生のセミナーで聞きました。今井先生は元銀行の為替チーフトレーダーとして、多くのトレーダーを育てられた方です。


そのなかで、部下の為替トレーダーが、損を取り返そうと心理的にパニックになり、そのまま取引をつづけ、大損をして終わったというのを幾度か見たことがあるそうです。


この話しから、個人でも銀行トレーダーでも、心理的要因で負けることがあるのはわかりました。


これで、「そうか!みんないっしょでよかった。」と終わっても、解決にならないのでもう少し考えたいと思います。


では、心理的要因を克服するためにはどうすればいいのか、精神を鍛えればいいのか?について。


確かに、鍛えて精神的に強くなり冷静な投資ができればいいです。しかし、そう簡単には強くはならないものです。


人にとって精神的に弱い状態というのは、自分の許容範囲を超えたときに起こります。


例えば、同じ人前で話すということも、5人の前で話すのは平気。ところが、100人の前で話すとなると、緊張する、うまく話せるか心配になってくる、その場になると何を話すか忘れてしまう、このようなことがあると思います。


これは、5人は許容範囲内。100人では、許容範囲を超えている、精神的に弱い状態です。


したがって、為替取引においても冷静な投資判断をするためには、精神的、心理的許容範囲を超えなけばよいわけです。


資金量から考えて、10万円の損失なら精神的な許容範囲内だ、100万円までならと、人それぞれ違うと思います。


一度、自分の心理的許容範囲を考えてみて下さい。それがわかれば、私がなったような、負けが負けを呼ぶ心理状態は防げるはずです。




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『外国為替トレード勝利の方程式』

2006年01月08日 21:44