損切できず利益確定がはやい私の心理状態

『経済心理学』

「経済心理学」(日本経済新聞社)という本があります。


経済を心理面から捉え、「1+1≠2計算どおりに行かないのが経済です。」という事例がたくさん書かれています。


為替の動きも「すべてが合理的に動くわけではない」と言われるように、心理的要因が大きく影響することも少なくありません。


そして、私たちが行う為替取引に関しても、心理的要因が影響する場面がよくあるのではないでしょうか。


「経済心理学」の中には、安心、安全というところへの逃避が、一段と際立っているように見えると書かれています。


これは、就職にしても公務員を選ぶ、高くてもブランド品が安心だから買うと言った事です。


ところが、人はいつもこのようだとは限りません。次の一説が為替取引にも共通した部分があると思います。


「人は利益が出ている局面では危険を避け、損失局面では危険を好む。」


為替取引でも、為替差益が出ているときは、早く利益を確定させてしまい。為替損益が出ているときは、そのままずるずる損切できない。


いつもは、通貨単位を小さく取引し、リスクコントロールしているのに、為替損失がでると、レバレッジを大きくし、通貨単位も大きくして損を一気に取り返そうとする。


為替取引でいうとこのような感じではないでしょうか。そして、このうよな時は往々にして、為替取引はうまく行かないものです。


「人は利益が出ている局面では危険を避け、損失局面では危険を好む。」これを頭の片隅に覚えておいて、損失が出ているときこそリスクコントロールをする心の準備をしておくことが必要だと思います。


私はこれが出来ずに、かなり痛い目に会いました。反省、反省です。




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『けいざい心理学!』

2006年02月20日 22:52