基軸通貨教科書でならったけど

『基軸通貨』

『基軸通貨』がなぜ大切なんでしょうか?


ほとんどの貿易決済は基軸通貨である米ドルで行われます。ということは、米ドル需要は常にあり、世界的に為替取引量のなかで米ドルが占める割合が大きくなります。


そして、多く取引される米ドルは投資の対象ともなっています。これだけで、為替相場に大きく影響するだろうことは想像できます。


だから、大切・・・・・・でも、それだけではありません。ここからがもっと大切です。


アメリカがアメリカでいられるのは、世界最強の軍事力と基軸通貨としての米ドルがあるからです。


この基軸通貨を守るために、あらゆる政治手段がとられ、基軸通貨を駆使して、アメリカ経済はなりたっています。


したがって、アメリカは国益に合うように為替政策を動かしてきます。そうするとその為替政策によって為替相場は大きく影響されることとなるのです。


銀行為替トレーダーも最初に為替相場を考える基本として、アメリカの為替政策が一番影響すると教えられるそうです。


だから、相場を考えるはじめは、アメリカ為替政策を考えることが重要となります。


では、ここで教科書で習ったであろう基軸通貨につて書いておきます。


1944年7月 連合国44ヶ国がアメリカニューハンプシャー州ブレトン・ウッズに集結して、第二次世界大戦後の通貨体制に関して会議を開催しました。


そこで、安定した為替レートに基づいた自由貿易を推進することなどが決められました。通貨レートは、1%以内の変動幅でドルと固定せれることとなり、米ドルは1オンス=35ドルの金兌換レートが設定され、制度上、米ドルは基軸通貨となりました。


これは、その後約25年間つづき、ブレトン・ウッズ体制と言われています。(教科書にも出てきてましたよね、たぶん。)


そして、1971年8月15日、ニクソンショックと呼ばれる、米ドルと金との兌換停止が発表され、現在までくるのですが、なぜ、金との兌換を停止しても、基軸通貨のままなのか?


つづきは、次回記事にしたいと思います。

2006年01月01日 11:55